ガールズプロレス・仁

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第1回Jチャンピオンシップ
決勝
レディー・ベルモント vs ピクシー・サーニャ

記念すべき第1回大会の決勝の舞台に立ったのはベルモントとサーニャ。設立当初から所属しているメンバー同士の対決となった。サーニャはリーグ戦・カップ戦の2冠に向けて、ベルモントは初のタイトルに向けて負けられない戦い。果たして初の大会王者はどちらになるのだろうか。

ゴングと同時にお互い組み合いロックアップ。両者ほぼ互角で膠着状態になっている。
最初に仕掛けたのはベルモント。ボディスラム
とアームホイップで投げ飛ばし、自慢のパワーを見せつけていく。対するサーニャは延髄斬りとミドルキックで脚力を見せつけるというお互いの持ち味が出る序盤となっている。
中盤も互角の展開が続く。ベルモントがアームホイップでサーニャを投げ飛ばしダウンを奪い、ボストンクラブでサーニャの身体を反り上げていくと、強烈なスピンキックをベルモントのレバーにヒットさせ、ダウンを奪ったサーニャはお返しとばかりにストレッチプラムで絞め上げていく。
投げては投げ返し、極めては極め返すという決勝に相応しい展開に観客も盛り上がりを見せている。
試合時間は20分が経過し、お互い疲れが見え始めている。そんな中、ベルモントがパワースラムでサーニャをマットに叩きつける。そしてすかさずフォールに入る。しかしここはサーニャが返す。今度はサーニャがノーザンライトスープレックスでベルモントの身体をマットに叩きつけ、フォールに入る。だがやはりベルモントも意地で返して粘る。
観客が大歓声を上げる中、遂に決着がつく。
ベルモントがサーニャを前傾させると、頭を小般に挟み身体を持ち上げる。そして強烈なシットダウン式パワーボムでサーニャの身体をマットに叩きつけ、マットを揺らす。そしてそのまま押さえ込む。カウントが3つ入りゴングが鳴る。
約24分に及ぶ死闘の末、ベルモントが勝利。
第1回Jチャンピオンシップの王者に輝いた。

⚪︎レディー・ベルモント vs ×ピクシー・サーニャ
(23:40 パワーボム)